かつて「高卒ビッグ3」 ロッテ唐川が敷かされる“背水の陣”
ロッテの唐川(25)が5日のオープン戦(対DeNA)に先発し、初実戦のマウンドを踏んだ。今季はエースの成瀬がヤクルトに移籍。ただでさえ頭数に不安のあった先発陣がさらに手薄になっただけに、首脳陣も唐川の奮起に期待していた。が、結果は3回6安打2四死球、3失点。本人も「(採点は)今日は0点です」と肩を落とした。
かつては同じ07年高校生ドラフト1位の中田翔(日本ハム)、佐藤由規(ヤクルト)と共に「高卒ビッグ3」と称された。11年はキャリアハイの12勝6敗と活躍するも、その後はケガの影響もあって、思うような結果を残せず。そうこうしている間に中田は日本代表の4番へと成長。由規も今年は右肩痛から復活して先発ローテ入りを狙っている。
もはや往時の面影のない唐川。今季は背水の陣だ。