驚異的回復のダルにオススメ 「ピアノ」はリハビリに効果大
右肘靱帯損傷でトミー・ジョン(腱の修復)手術を受けたレンジャーズ・ダルビッシュ有(28)が驚異的な回復を見せている。
肘にメスを入れてから明日(現地時間17日)でちょうど1カ月が経過。現在は本拠地アーリントン市内の病院や球場でリハビリに励んでおり、肘の屈伸に加えて、すでに肩周辺のトレーニングも開始。患部に負荷をかけたトレーニングを行うなど、リハビリの進行の早さにナインも目を丸くしているそうだ。
自身のツイッターでリハビリメニューを募るなど、約1年後の復帰を目指して貪欲な姿勢を見せている。ダルは「やらないけど、ピアノもいいと思う」とも。楽器を使ったリハビリには消極的だが、実は効果が期待できる。
■楽器演奏は気分転換にも
ピアノを使ったリハビリは肘にメスを入れた多くの投手が取り入れており、最近のケースでは9日のナショナルズ戦で復帰勝利を挙げたメッツの右腕ハービー(26)もそのひとり。通常のリハビリメニューと並行してピアノ演奏も取り入れ、指や肘の柔軟性を回復、患部の強化に務めた。イチローの同僚で今年8月の復帰が見込まれるマーリンズのエース右腕、ホセ・フェルナンデス(22)も現在はハービー同様、楽器を使ったリハビリに励んでいるそうだ。