長距離なのに審判10人程度 「競歩」は違反をどう見つける?
「そのご質問には、きちんとチェックしているとしか言いようがありません。能美大会の場合は1周2キロを10周する。2キロ間に主任を除いた8人の審判を置くと、250メートルを1人の審判がチェックすることになる。100メートル手前くらいから選手をチェックするわけですし、審判も経験豊富ですから、両足が地面についていない、足の上げ方がおかしいというのは歩型で判断できる。また、ラスト100メートルは主任も違反をチェックするので、ここで一発アウトになるケースもあります」
マラソンに比べれば参加人数も多くないので、審判もチェックしやすい。すべては審判の目に委ねられているのだ。