U18に4社のバット持参 清宮に早くも群がる野球ビジネス
この他、自身の使用するファーストミットと同じメーカーのローリングスに加え、ミズノ、アシックスのバットを用意。それぞれ84~85センチ、900グラム前後で規格は違い、本大会でどのメーカーのバットを使うか、試行錯誤を続けているとみられる。
「これまではローリングスのバットを使うことが多かった清宮ですが、将来のプロ入りを視野に入れた場合、今大会でメーンに使用されたメーカーのものを今後も継続して使う可能性が高いとみている。清宮は打撃がウリですから、どのメーカーも、『グラブよりもスパイクよりも、何よりバットを使って欲しい』と思っていますよ」(メーカー担当者)
清宮が中学2年の時、阪神の育成&打撃コーディネーターである掛布雅之氏が清宮が所属する「調布リトルシニア」を訪れた。
掛布氏は「松井、清原クラス」と大絶賛し、メンバーにバットとグラブをプレゼントした。ただ、それにはウラがあったという。
「プレゼントされたのは掛布さんが提携するメーカーのもの。当時から清宮君はスーパー中学生として名前は知れ渡っていたとはいえ、『中学生で宣伝の一翼を担うなんて凄い』と、みんなで驚いていたものです」(ある父兄)