高橋昂也擁する花咲徳栄監督が明かした「選手獲得」の実際

公開日: 更新日:

――埼玉県は野球が盛んな地域。有力選手の取り合いになることはありませんか。

「ウチもそうですが、大半の私学は近隣の子を中心に選手を集めているので、そうしたことは少ないですね」

――花咲徳栄には大阪や北海道出身の選手もいますが……。

「それだって、自分たちから声をかけて勧誘したわけではありません。ウチで野球をやりたいという子が多い」

――少なくとも、県内ではおのおのの学校が地域を重視していると。

「中には埼玉県全域に網を張って、有望な子は地域を問わず声をかける学校もありますよ。ウチが狙っていた地元の中学生を、土壇場でひっくり返されたこともある」

――それでは監督も面白くないのでは?

「それはあくまで向こうのやり方なので、私から特に何か言うことはありません。じゃあ、ウチも他の地域、例えば県西部まで手を伸ばして選手を集めるかと言えば、そこまではしない。そもそも、争奪戦をしてまで選手を獲得するほどのお金は、ウチにはありませんから(苦笑い)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出