残り2本で足踏みのイチローにマーリンズ指揮官“心中複雑”
ここに来て昨季の首位打者ゴードン内野手(28)がドーピングによる80試合の出場停止処分から復帰。長打力に加えて機動力も兼ね備えるリードオフマンが戦列に戻り、ナショナルズ追撃態勢が整った。指揮官は極力、オーダーを変えない方針だ。イチローをスタメンで起用する場合、主にクリーンアップを打つ外野の主力3人のうちの1人を外さなければならない。今のイチローには主軸が務められる力量はないため、戦力ダウンになりかねず、マッティングリー監督は頭を抱えているという。
「一日も早く達成してレギュラーシーズンに集中させてくれ」というのが指揮官の本音に違いない。