大会新記録23アンダー 松山圧勝のウラに日米ツアーの違い

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 直近4戦で3勝。日本ツアーは1カ月前の日本オープンに続いて2戦全勝と、松山英樹(24)が圧倒的な強さを見せた。

 初日から首位に立って“定位置”をキープすると、最終日は2位と6打差の20アンダー発進。この時点で完全優勝のシナリオはできていた。だが本人は、「9アンダーを出せば日本ツアーでの記録(72ホール最少ストローク28アンダー)になると聞いて63を目指した」と勝ち方にもこだわっていた。次元の違うゴルフをやろうとしていたのだ。

 2、3番の連続バーディーで好調な滑り出しを見せたが、6番パー5はティーショットを曲げてボールは木の根へ。

「無理をしてケガするよりもいい」とアンプレアブルを宣言したが5打目でも池ポチャとトラブルが続いて、結局6オン1パットのダブルボギー。

 続く7番ボギー、8番バーディー、9番ボギーと出入りが激しく前半は1つ落としてターン。

 しかし後半に4バーディー(ノーボギー)を奪い通算23アンダー。2004年大会でD・クラークが作った優勝記録22アンダーを更新し、後続を寄せ付けないぶっちぎりの逃げ切りだった。

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