マー君“女房役”失うか ヤンキースがマッキャンを放出へ
チーム再建を図る全米屈指の人気球団が、ベテランの放出に動いた。
ヤンキースは17日(日本時間18日)、アストロズとの間でブライアン・マッキャン捕手(32)のトレードが成立したと発表。アストロズからは、アルバート・アブレイユ(21)、ジョージ・グズマン(20)の若手右腕2人が移籍する。
マッキャンは18年まで契約が残っているため、総額1700万ドル(約18億8000万円)のうち、ヤンキースが550万ドル(約6億600万円)を負担するという。
長らく田中将大(28)とバッテリーを組んだマッキャンは、今季130試合で打率2割4分2厘、20本塁打、58打点。前半戦こそスタメンマスクをかぶったが、攻守にわたる働きを見せた若手のゲーリー・サンチェス(23)にはじき出される形で、後半戦は主にDHで起用された。
複数の地元ニューヨークメディアによれば、サンチェスに正捕手としてのメドが立ったため、ヤンキースは今オフ、高給取りのマッキャンのトレードに動いていたという。