選手に好影響 アジア杯女子バスケV3にHCの“鬼しごき”
ホーバスHCは現役時代にトヨタなどでプレー。引退後は長らく女子の実業団チームを指導してきただけに日本語はペラペラだ。代表合宿ではささいなミスでも流ちょうな日本語で罵声を浴びせるのは珍しくない。さすがに手は出さないものの、一般社会ならパワハラで訴えられかねないほどの厳しい口調で若手選手を叱り飛ばしているという。
厳しい指導を受ければ若手は萎縮しかねないが、実際は伸び伸びしたプレーが目立つ。ホーバスHCは積極的なプレーでのミスには寛大だそうで、さる若手選手は「消極的にいって怒鳴られるのは嫌なので、ミスしてもいいと割り切り、思い切ってプレーができるのが好結果につながっている」と話す。
若手主体の女子代表は今後もホーバスHCから言葉責めにされそうだ。