男子モーグル堀島行真 世界王者越えに立ち塞がる雪質の壁
表彰台に向けて好発進ではある。
フリースタイルスキー男子モーグル予選で、堀島行真(20)が80.35点の5位で12日の決勝進出を決めた。
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持ち前のスピードを生かした滑りで、予選1位通過のミカエル・キングズベリー(25=カナダ)の23秒87に次ぐ23秒95の好タイムでフィニッシュ。昨季世界王者の貫禄を示した。
決勝ではW杯総合6連覇中のキングズベリーとの一騎打ちも期待される堀島は「自分の滑りに集中して、こういう舞台で結果を出せる選手になりたい」と話した。
今年1月のW杯カナダ大会でキングズベリーの連勝を6で止め、初優勝。今大会は絶対王者を抑えての金メダル取りも注目されるが、不安もある。