多い練習量と心身の負担…大谷のパンクを米メディア危惧
実際、球団は大谷のコンディショニングを日々、確かめながらメニューを組んでいる。メジャーキャンプは日本と違って完全なオフ日がない。去る18日はグラウンドでの練習を行わず、施設内で体を動かした程度だった。投手の「リカバリーデー」だったとはいえ、オフに右足首の手術をしながら投手に加えて野手練習も継続する大谷の疲労が考慮されたのだろう。
■「食事の取り方だけ」
20日(日本時間21日)の大谷はブルペンに入らなかったが、投手の守備練習を終えた後、野手練習に合流。生きた球への目慣らしのため、初めて本職の投手の投げるフリー打撃を経験した。練習後は全米ネットワーク局のABCなどに取材されるシーンも。日本の報道陣から「環境が変わって気をつけていることは?」と聞かれ、「特にない」とした上で、「こっちにはこっちのやり方がある。対応しながらやりたい。唯一、変えてないのは食事の取り方だけ。練習の部分はしょうがないので」と話した。