1、2番の出塁率とクリーンアップの長打率で計算する15OPS
巨人の課題は被長打率が.510と高い点だ。先発陣の.557は両リーグワースト。菅野と山口を軸に立て直したいところだ。
パは意外にもオリックスの.698が最優秀だ。金子、ドラ1ルーキー田島大(JR東日本)などの先発陣が安定し、被長打率が.363と低い。Bクラス5位からの浮上が期待できる。
打線の「15OPS」から投手陣の「被15OPS」を引いた「TOPS(Total OPS=略称トプス)はチームバランスを表す。
セでは広島がマイナス.051。この数字では首位が安泰とは言えない。パは西武がプラス.272と強力。日本ハムがプラス.124を確保しているのは予想外だ。連敗の多いロッテはマイナス.178の両リーグワースト。「被15OPS」が.912と悪いのが原因。浮上するには投手陣の整備が課題だ。