金足農・吉田輝星を蝕む「登板過多」評論家も将来を危惧
とは、野球ファンの作家・吉川潮氏。そしてこう続ける。
「マスコミは野球に関係ないことではなく、この暑さの中、甲子園で連投する危険や問題点を指摘すべき。夏の甲子園で多くの球数を投げた投手がその後、振るわない事例があるのだからなおさらです。例えば、WBCのように球数制限を設けるべきだとかね。本当の野球ファンは、吉田が甲子園で潰れるところを見たいわけじゃない。見たいのはこれからプロなどで活躍する姿です」
秋田の県立高校が甲子園で、私学の野球名門校を次々になぎ倒して決勝戦へ。マスコミが飛び付きたくなるのは当然だが、くだらない騒ぎによって将来性豊かな球児が潰れてしまうとすれば「罪作り」だ。