デラロサも活躍未知数…G“9助っ人に12億円”に他球団が溜息
9人目の助っ人外国人がベールを脱いだ。
巨人のルビー・デラロサ(30=ダイヤモンドバックス傘下3Aリノ)が15日のヤクルト戦で一軍デビュー。先月27日に途中入団したばかりの右腕は七回からマウンドに上がり、3安打を打たれたものの、最速157キロで無失点に抑え、「大勢のファンの中で投げられてうれしいし、楽しむことができた。素晴らしい環境で野球ができることに感謝したい」とコメントした。
巨人OBの評論家、高橋善正氏がこう言う。
「初登板で今後を占うのは難しいが、良くも悪くもまとまっている印象を受けた。打たれた3本の安打は、148キロの真っすぐ、146キロの真っすぐ、決め球といわれる129キロのスライダー。初対戦のヤクルト打者にいずれもジャストミートされたのは気になるところです。力を入れた球は157キロをマークしたが、投球フォームもコントロールもまとまっているから、打者は打ちにくさ、怖さは感じなかったのではないか。リリーフ陣の絶対的な存在になれるという迫力は、少なくともこの日の投球では感じられなかった。それでも、デラロサは最速159キロという触れ込みです。今後、さらにスピードが上がってくれば、勝ちパターンを任せられるようにはなるかもしれません」