令和最初の「夏の甲子園」ベンチから漏れてきた裏情報

公開日: 更新日:

「何より『飛ぶバット』が大きいよ。性能は昔よりも格段に向上した。金属の素材が良くなり、さらに薄く壊れやすくなった半面、反発力が増して、こすった打球でも外野の頭を越えたり、スタンドインしたりする。これがひいては上体に頼った力任せの『金属打ち』に拍車を掛けている。プロ入り後に伸び悩む高校生は、金属打ちが染みついているから。米国の高校では、あえて飛ばない金属バットを使って、技術向上を図っている。高校野球も、木製バットを導入する時期に来ているのではないか」

■レギュラーに練習をボイコットさせて就任した伝統校監督

 高校野球の監督といえば、かつては「やりたい職業」のベスト3に入ったほど。それが伝統校ならなおさら。地方では名士扱いされることもあるだけに、なり手はゴマンといるらしい。今回の出場校の監督の中には、前任者の足を思い切り引っ張って、その座を射止めた人もいる。

「地方の伝統校の監督ですよ」と、さるマスコミ関係者がこう言った。

「もともとコーチだったのですが、前監督の力になるどころか、部員を利用してやいばを向けた。主要なレギュラーメンバー数人に練習をボイコットさせたのです。これが前監督にとって大きなダメージとなった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇