契約延長へ必死 CSは巨人ゲレーロの“最後っ屁”に要注意
今季限りで現役生活を終える巨人の阿部慎之助(40)が26日、ジャイアンツ球場で二軍メンバーに引退を報告した。
「これから壮大な夢を持って野球をできることを誇りに思って今後やってください。僕も何らかの形でみんなに携わるかもしれません」などと挨拶。その後、巨人は来月9日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへ向けた全体練習を開始した。
そんな中、意気込んでいる男がいる。中日時代の2017年に本塁打王になっているアレックス・ゲレーロ(32)である。
26日現在、打率.237、21本塁打、54打点。2年総額8億円の助っ人にしてはパッとしない成績だ。それでも15日の阪神戦で優勝マジックを5とする劇的な逆転弾を放ち、ベンチ裏で涙を流した。「ホームランを打って涙したのは人生で初めて。感動的な一打になった」と言えば、原監督も「まさに起死回生」と褒め称えた。2年契約は今季で切れる。契約延長へ必死のアピールが続く。
■「坂本くらい打てる」