ゴルフ石川遼が28歳で10億円も…野球とは稼ぎで“雲泥の差”
■年俸1億円以上が71人
世の不景気なんかどこ吹く風でプロ野球には今季開幕前の時点で年俸1億円以上の選手が71人もいる。現在の最高年俸は巨人・菅野智之(30)の6億5000万円。先月28日に現状維持でサインしたから、たった2年間の給料で石川の生涯獲得賞金額を上回ることになる。石川と同じ1991年生まれの選手で言えば、DeNAの筒香嘉智(28)は今季までに13億5150万円(契約金9000万円を含む)を稼いでいる計算だ。
国内スポーツ界では、プロ野球の稼ぎが群を抜いている。野球と人気を二分するサッカーのJリーグでさえ、日本人の1億円プレーヤーは12人(19年度)。全選手中2%強に過ぎない。最高年俸は内田篤人(鹿島)、遠藤保仁(G大阪)の1億5000万円だ。
今秋、W杯で史上初のベスト8入りを果たし、日本中を沸かせたラグビーにしても、命懸けのプレーを強いられながら、年俸はトップリーグでプロ契約を結ぶ助っ人選手で1億円程度。リーチマイケル(東芝ブレイブルーパス)ら日本代表クラスの平均は4000万円程度とみられる。