西武選手も合コン…海外日本人選手との“コロナ温度差”は何
■イタリアでプレーする吉田は沈痛な表情で…
先月29日、スペイン2部サラゴサでプレーする香川真司(31)が自身のブログなどに「ステイホーム」と題した動画メッセージを投稿。「自宅待機が3週間。最低でもあと2週間は続く。今は自宅に待機することがコロナに打ち勝つ唯一の方法です」と語った。同28日には、イタリア1部サンプドリアの吉田麻也(31)がインスタグラムに動画を投稿。「感染は一気に広がります。自宅待機が一番。ステイホーム!」と沈痛な表情で訴えた。
スペインもイタリアも感染者が10万人近くに達し、日本よりはるかに深刻な状態にある。それだけに啓蒙活動にも必死さが伝わってくるが、日本だっていつさらなる感染爆発が起きてもおかしくない状態だ。
酒井はともかく、この非常時に合コンにうつつを抜かしているような日本のプロ選手にはなにも期待できない。Jリーグの村井満チェアマンは2月8日のスーパーカップでマスク5万枚を配布し、同25日には世界に先駆けてリーグ戦の中断・延期を決定した。Jリーガーに「自宅待機を守らないと罰金・厳罰」を科すくらいじゃないと<第2の酒井>が出てくる可能性はある。プロ野球のトップもしかり。手腕の発揮どころである。