日本の選手をマークする球団が少ない今こそ調査のチャンス
ブルージェイズの山口は巨人に在籍した昨年、15勝4敗で最多勝を獲得。2年約6億7000万円でブルージェイズ入りしたが、今季は2勝4敗、防御率8・06で、プレーオフのメンバーから外れた。
菊池も山口も性格に問題がある。菊池は打たれてうなだれたり、マウンド上でしきりに腕の位置を気にしてクビをかしげたりする。山口はピンチになると汗が滝のように噴き出す。ともに精神面のモロさが投球に影響して思うような成績が残せないのだ。
菅野ほど飛び抜けた力はなくても、今年は日本ハムの有原やロッテの石川もポスティングによるメジャー挑戦を球団に訴えている。日本の選手をマークする球団が少ないいまこそチャンス。わたしは彼らの性格面を詳しく調査したいとクチを酸っぱくして球団に訴えているが、数字大好き、データ重視のフロント幹部がなかなかクビを縦に振らないのがもどかしい。
(メジャーリーグ覆面スカウト)