右MF一番手に “天然”伊東純也が臨む代表キャリアの分岐点
伊東純也(ゲンク・MF・27歳)
「対人では相手がどんな選手でも自信を持っている」と10月のオランダ遠征で鮮烈な印象を残した快足アタッカー伊東純也は胸を張った。堂安律(ビーレフェルト)不在の今回、右MF一番手浮上のチャンスだ。
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「オランダではアシストも得点もできてないのでまだまだ。ただ、チームが(2戦目のコートジボワール戦に)勝てたのはよかった」
こう率直な心境を吐露する。直後の10月24日には「新型コロナ陽性判定が出た」とゲンクが発表。その影響が懸念されたが、30日のオイペン戦には後半31分から出場。驚異の回復力で森保一監督を安堵させた。
「最初の陽性から1週間後の朝、検査に行って結果が出たのが試合の3時間前。『陰性ならメンバーに入る』と監督から言われ、心の準備はしていました。1回目の検査も再度やったら陰性だったかもしれないが、どっちにしてもレッドカードで出られなかったので、自宅待機してました」
アッケラカンとした物言いは、天然キャラの伊東らしいところ。細かいことを気にしない大胆さがあるから、2019年1月に赴いたベルギーで瞬く間にインパクトを残せたのかもしれない。