菅野vs千賀なら欲しいのは…メジャーがつける“値段の差”
ソフトバンクが入札を認めるかは未知数
千賀はどうか。友成氏が続ける。
「菅野同様、右肘の故障明けという不安は残りますが、まだ若い。今年の市場は優秀な先発投手が極端に少ない。ソフトバンクが入札を認めるかは未知数なので、FAランキングには入っていませんが、もし市場に出たら、目玉のバウアー(レッズ)に次ぐ2位に浮上するかもしれません。150キロ台中盤から後半の球威があり、三振が取れるスプリッターがあること。野茂、佐々木、田中(ヤンキース)といった日本人投手が成功する条件を兼ね備えています。ダルビッシュがカブスと結んだ6年総額137億円の大型契約に次ぐ6年100億円規模になる可能性はあります」
シーズンで最も優れた先発完投型投手に贈られる「沢村賞」の選考委員会が昨23日、都内ホテルで開かれ、中日の大野雄大(32)が初受賞。開幕13連勝の菅野は3度目の受賞を逃した。