菅野らS班の心掴み宮崎へ 巨人に派閥誕生なら暗黒時代再び

公開日: 更新日:

 一方で次期監督候補として桑田補佐と火花を散らす阿部慎之助二軍監督(41)は、宮崎で地獄のキャンプを敢行中だ。昨季は松原、若林、大江ら「チルドレン」が一軍で活躍。今キャンプも湯浅らを一軍に送り込むなど、増殖中である。

 かつて巨人は投手と野手や投手陣の中でも派閥が分かれ、ピリピリしていた時代がある。元エースの内海は「僕が入った頃は怖くて、とてもノビノビ野球ができる環境じゃなかった。投手と野手が一つになる雰囲気をつくりたかった」と壁を取っ払うことに苦心したと明かしていた。

 そんな「暗黒時代」に逆戻りしかねない2大派閥が巨人に生まれそうである。 =つづく

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動