川相臨時Cが指導延長 阪神セ最多失策解消へ問われる本気度
ライバル球団の関係者は、「7日の紅白戦では3失策に加え、記録に残らないミスがあったものの、例年よりも選手が緊張感をもって守備に取り組んでいるように感じる」と、こう話す。
「とはいえ、基本を習得するには徹底した反復練習が必要。今は川相さんが目を光らせているからまだしも、もともと選手、首脳陣は守備に対する意識が低いと言わざるを得ない。川相コーチがいなくなった途端に元の雰囲気に戻らないとも限らないと思っています」
そもそも臨時コーチの立場でやれることは限られている。3週間の帯同で種をまき切れるのかどうかも定かではない。川相臨時コーチは古巣である巨人の好意もあり、実現したといわれている。阪神が本気でチーム改革をしたいのなら、巨人に頭を下げ、正式にコーチ就任を要請したらどうか。