競歩・鈴木雄介を“殺した”ドーハの酷暑 まさかの五輪辞退
「東京五輪のマラソン、競歩の会場は札幌に移ったが、札幌の8月も暑い。東京より少しはましという程度です。87年創設の北海道マラソン(札幌)を涼しい9月ではなく、わざわざ暑い8月に行っているのは、夏季五輪のための暑熱対策でもある。夏のマラソンのため、過去の優勝タイムで2時間10分台は1人だけ(98年=A.トロッサ)。あとは11分以上です。マラソン、競歩の代表は、暑さ対策や水分補給などは万全だとは思いますが、鈴木の例があるだけに心配です」
東京五輪競歩のスタート時間は、男女20キロ16時30分、男子50キロ5時30分。男女マラソンのスタートは7時。
強い日差しを避ける時間帯になってはいるものの、選手にとって怖いのはコロナだけではない。