【柔道男子】大野将平は暴力謹慎を経て…揺るぎない「連続金メダル」への自信
天理大で主将を務めていた13年9月、柔道部で1年生部員に対する暴行行為が発覚し、のちに大野も加害者のひとりとして活動停止、強化指定選手取り消しなどの処分を受けた。しかし、謹慎明けの14年4月の選抜体重別で優勝。当時、日刊ゲンダイの直撃取材に、「謹慎中は稽古もできずに不安ではなかったか? 選抜で負ければ、ああだの、こうだのと言われると思ったけど、普通にやって勝てた。この世界は結局、勝てば文句言われないんです」と、言ってのけた。
22日の組み合わせ抽選会で、初戦の相手がルーマニア代表のライクに決定。勝ち進めば、準々決勝でリオ五輪銀のオルジョフ(アゼルバイジャン)、18年世界王者の安昌林(韓国)とは決勝で激突する組み合わせになったが、前出の柔道関係者は「大野が負ける姿が想像できない」とまで言っている。