小池都知事ゴリ押しのパラリンピック学校観戦を「パラの父」はどう見ているか

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 保護者らに波紋を広げている児童・生徒のパラリンピック観戦。18日時点では東京都の公立・私立の学校を合わせて約13万人の子供たちが参加する予定だった「学校連携観戦プログラム」の辞退が相次いでいる。24日には江戸川区と江東区が参加中止を決めた。

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 新型コロナによる全国的な感染爆発は無観客開催だった東京五輪のときより悪化している。「自宅放置」されている患者の死亡が全国で続出し、国家の非常事態といえる。

 政府分科会の尾身茂会長が、児童・生徒の観戦について懸念を示したのは当然だが、小池百合子都知事は「パラリンピアンのパフォーマンスを実際に見ていただくことは極めて教育的価値が高い。安全対策をしっかりと講じ、保護者の方々の意向も踏まえて行う」と言う。

 そんな「熱意」を1964年東京パラリンピック選手団長で「日本パラリンピックの父」と呼ばれた故・中村裕氏はどう見ているだろうか。

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