阪神・矢野監督続投も…フロントが唯一気を揉む巨人との“ピリピリ6番勝負”
ベンチワークといえば、巨人にボロ負けした19日、大量7失点で試合が決まった二回の1死二、三塁の前進守備を、複数のスポーツ紙がやり玉に挙げた。
「近年の阪神は拙守が目立つが、矢野監督の迷采配も少なくない。名参謀の島野ヘッドを横に置いた星野や戦略好きな岡田に比べると、先を読む能力に劣る」(前出のOB)
08年の阪神は2位に最大13ゲーム差をつけて首位を独走しながら、9月、10月の最後の5試合で巨人に5連敗を喫し、逆転優勝を許した。岡田監督は責任を取って辞任。「優勝していたら、辞めるつもりはなかった」と言った。
首位を走ってきたチームが巨人に負けて優勝を逃すということはそれだけ重大なこと。フロントが考えたくない最悪のシナリオではないか。