佐々木朗希「17イニング完全投球」にロッテは複雑? 大リーグ志向いよいよ加速

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 日本ハムでは通算7年で93勝38敗、防御率1.99。最優秀防御率2回、最多奪三振3回。最優秀投手と沢村賞も1回ずつ、MVPも2回獲得している。対戦前から相手が白旗を揚げる状態で「勝負」ができなくなったのだ。

 そこへいくと、佐々木朗希はそもそもメジャー願望が強い。プロ1年目にスポーツ紙が企画したロッテ元監督の有藤通世氏との対談で、「何歳でメジャーに行きたい?」と聞かれ、「タイミングがあれば、年齢関係なく行きたいです」と答えている。

「19年ドラフト前に12球団と面談した際、佐々木サイドはポスティングを行使しての将来的なメジャー移籍の夢を伝えています」(球界関係者)

 プロ3年目を迎え、完全試合に続いての8回パーフェクト。2試合連続で、圧倒的な投球を披露した。今季は4試合で2勝0敗、56奪三振、防御率1.16とパの打者を手玉に取っている。このような投球が続いて「勝負」にならないような状態になれば、早晩にも「メジャーで勝負したい」という気持ちが募って当然。


 佐々木朗希が球団にポスティングを訴える日もそう遠くはなさそうだ。

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