巨人・原全権監督の堪忍袋は…ポランコ“無安打地獄”で国際スカウト戦々恐々
■21打席連続音なし
巨人に今季加入したグレゴリー・ポランコ(30)が不振にあえいでいる。交流戦最終戦となった12日の楽天戦では「8番」まで打順が下がったが、安打は出ず、これで21打席連続無安打となった。
これまで打率.256、8本塁打、21打点。原監督は「少し悩んでいるフシはある。でも経験値を持っている人だから切り替えて欲しい」と心配顔である。
■三顧の礼で年俸2.5億円
「メジャー通算96本塁打」の触れ込みで年俸は2億5000万円。三顧の礼で迎えられ、開幕は3番。途中から5番を任されたものの、交流戦で失速し、ついに安打が出なくなってしまった。
もう一人の新助っ人野手、元・米独立リーガーのアダム・ウォーカー(30)は、年俸3400万円と格安ながら、打率.295(リーグ4位タイ)、13本塁打(同5位タイ)、32打点(同6位タイ)と好調を維持。課題の守備や送球面も日々上達しており、首脳陣の評価を上げているのとは対照的である。