日本ハム新庄監督がまだ悩む“正妻”問題…宇佐見のネック、野村の転向はアリかナシか
日本ハムの正捕手問題が難航している。
昨季、スタメンマスクをかぶったのは清水優心(26=81試合)、石川亮(27=40試合)、宇佐見真吾(29=18試合)、昨季限りで引退したバッテリーコーチ兼任の鶴岡慎也(41=4試合)の4人。試合中の交代も頻繁に行われた。
そんな折に就任した新庄剛志監督(50)は今季を「トライアウト」と位置付け、捕手もふるいにかけてきた。競争の中、最も出番が与えられているのが宇佐見だ。コロナ感染で7月に登録抹消されたものの、69試合に出場。打っても打率.258、4本塁打、22打点をマークするなど、猛アピールを続けている。
■“トライアウト”終了間近も固定できず
しかし、現状では新庄監督の評価が高いとは言い難い。最近は清水、古川との併用が続いている。7月中旬には本職が三塁の野村佑希(22)を捕手転向させる構想を明かし、「4番キャッチャー、面白い。(野村が)3、4年後にキャッチャーで3割1分、20発くらい打ってくれたら」と話していた。