岡田阪神“飼い殺しNO”への転換で狙う電撃トレード第2弾 江越・斎藤放出の次は二遊間にメス
早速動いた。
岡田彰布新監督(64)が就任した阪神は18日、新庄剛志監督(50)率いる日本ハムと2対2のトレードが成立したと発表。
■江越、斎藤放出で新庄日ハムから渡辺、高浜を獲得
阪神は、駒大から14年ドラフト3位で入団、「未完の大器」と呼ばれた江越大賀外野手(29)、18年4位の最速160キロ右腕・斎藤友貴哉投手(27)を放出し、日ハムから共に右打ちの渡辺諒内野手(27=13年1位)、高浜祐仁内野手(26=14年7位)を獲得した。
電撃的なトレード成立に、江越は「ビックリしました」と打ち明けたが、それもそのはずだ。
阪神は他球団の編成から、「伸び悩んでいる選手を“飼い殺し”にする」と言われてきた。特にドラフト上位で指名した選手は顕著。他球団からトレードを打診されても、「他球団で活躍されたら困る。育成失敗を公言しているようなもの」などと、かたくなにトレードを拒んできた。