FA近藤健介に大型契約の重圧…ソフトB「6年35億円規模」に日本ハムも条件上乗せ対抗
「(各球団と)平等に話を聞いている段階。納得して決めたいので、期限は設けない。年内に決められれば」
海外FA権を行使した日本ハムの近藤健介(29)がこう言って熟考している間に、各球団の条件が膨れ上がっているという。
現時点で日本ハムを含めた楽天以外のパ5球団が近藤争奪戦に名乗りを上げていて、中でも顕著なのはソフトバンクだ。「6年30億円」といわれた金額を、さらに上方修正。その条件は総額で「6年35億円規模」ともいわれるが、ここにきて目の色を変えているのが日本ハムだという。
「なんでも、ソフトバンクと勝負できるくらいまで条件を引き上げるともっぱらです」と日本ハムOBがこう続ける。
「近藤は野手で最も計算が立つし、チームの顔とも言うべき選手。新庄監督は来季、優勝を目指すと話していて、そのためにも欠かせないピースですからね。新球場元年を控えて、看板選手に出ていかれたらそれこそ赤っ恥という判断が働いたのでしょう。どうやら親会社がバックアップする方針らしい」