大谷翔平は交流戦に苦手意識? 悲願の本塁打王はナ・リーグ投手陣との対決がカギを握る

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未対戦の投手が多く準備不足に

 昨年、合意した新労使協定により、今季から交流戦は各球団とも異なるリーグの全15球団と対戦する。今季のエ軍はナショナルズ戦を皮切りにドジャース戦2カードを含む計16カードが組まれている。交流戦での本塁打率がこれまでのように低いままなら、昨季ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったヤンキース・ジャッジ外野手、一昨年にタイトルを争ったブルージェイズ・ゲレロ内野手らライバルの後塵を拝することになりかねない。

 大谷は試合中もベンチで相手投手のフォームやデータが収録されたタブレットを食い入るように見つめたり、主砲トラウトら同僚の助言に耳を傾けるなど研究熱心だ。打席に入る際にはバットの出し方や軌道をイメージするなど、入念な準備も欠かさない。

 今回はメジャー6年目にして初めてカブス、ブルワーズと対戦することになる。要するにナ・リーグには未対戦の投手が多く、十分な準備ができないのだろう。悲願のホームランキングのタイトル獲得には、ナの投手攻略により手間暇かけた方がよさそうだ。 

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