佐藤輝明は4タコ、西勇輝は負け投手…阪神18年ぶりVは投打のキーマンが“アキレス腱”に
11日、阪神は5連敗中の巨人に痛恨の一敗を喫した。
18年ぶりの優勝を狙う岡田彰布監督(65)が思わず顔を曇らせたひとりが、5番・三塁でスタメン出場した佐藤輝明(24)だ。
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この日は4打数無安打に終わり、これで今季は打率.138、0本塁打、1打点。極度の不振が影響し、チームは最近5試合でわずか4得点。このままではスタメン落ちもやむなしだろう。
岡田監督は佐藤輝に対し、いわゆる「阪神病」を懸念しているという。昨季は2年連続で20本塁打をマークするなど、一定の活躍をしたことで、年俸は8500万円に膨れ上がった。
しかし、母校・近大の先輩である糸井嘉男氏が昨年の引退会見で「もっと練習せえ」と話したように、チーム周辺では練習量や野球に取り組む姿勢に関して、「まだまだ物足りない」という声が少なくない。実際、岡田監督は就任早々の秋季キャンプで、佐藤輝の足腰の弱さを喝破したほどだ。
阪神というチームは1年でも活躍すれば即スター扱い。メディアやファンのみならず、身内のコーチやスタッフからもチヤホヤされるのが常だ。ぬるま湯体質にドップリ漬かり、潰れた選手は枚挙にいとまがないだけに、サトテルも同じ轍を踏んでも不思議ではない、というわけだ。