渋野日向子の「シェブロン選手権」に期待 潜在能力の高さ、意外性は誰にも負けない
日本勢は畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、西村優菜、笹生優花、西郷真央とアマチュアの馬場咲希と7選手が出場し、最近は誰かが毎回上位争いに絡んでおり楽しみです。なかでも渋野は昨年大会4位とメジャーになると強さを発揮します。
ただ、先週の「ロッテ選手権」は初日7位と好スタートを切りながら、2日目から崩れて57位に終わりました。
イン発進の初日は折り返して5番まで6バーディーを奪い一時首位に立っていました。そして6番のティーショットが池につかまり痛恨のトリプルボギー。
その一つのミスからいい流れが切れてしまい、がまんが利かなくなったのでしょう。ミスが最終日まで尾を引き、「なんでだろう?」とゴルフの調子とプレーの中身との違いに戸惑って見えました。それも今週のメジャーに向けて良薬です。プロは一つ試合が終われば、次の試合に気持ちを切り替えてきます。
取り組んできたスイング改造も徐々に出来上がりつつあり、グリーン上のタッチさえ合ってくれば、活躍は十分に期待できます。そんな潜在能力の高さ、意外性が渋野にはあります。