日本ハム投手陣ピンチ!吉田輝星はそれでもお呼びがかからない…二軍投手コーチに“現在地”を聞いた

公開日: 更新日:

 日本ハムは投手陣の故障や二軍落ちが相次いでいるが、それでも一向に名前が挙がらないのが2018年ドラフト1位の吉田輝星(22)だ。

 昨季は中継ぎの47試合で2勝0敗5ホールド、防御率3.31と存在感を放った。新球場元年の今季こそスター候補として期待されたものの、開幕一軍漏れ。二軍では12試合(1先発)で1勝3敗1セーブ、防御率7.29(10日現在)と真価を発揮できずにいる。

「吉田は先発への思い入れが強く、オフに楽天の則本に弟子入りしたくらい。あれこれ試行錯誤を繰り返したが、結果的に空回りした。けれども、このままではいけないと、首脳陣がテコ入れをしている最中なのです」(球団OB)

 現在はどの程度持ち直したのか。伊藤剛二軍投手育成コーディネーター兼投手コーチは言う。

「まだ本来のボールが出たり出なかったりという状況で、出力と制球力をもっと上げていく必要がある。フォームは体の使い方などを微妙に変えたと思う。その辺のバランスがあまり合っていなかったけど、今は解消されつつあります。しっかりと、やるべき練習に取り組んでいます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇