日本ハム投手陣ピンチ!吉田輝星はそれでもお呼びがかからない…二軍投手コーチに“現在地”を聞いた
日本ハムは投手陣の故障や二軍落ちが相次いでいるが、それでも一向に名前が挙がらないのが2018年ドラフト1位の吉田輝星(22)だ。
昨季は中継ぎの47試合で2勝0敗5ホールド、防御率3.31と存在感を放った。新球場元年の今季こそスター候補として期待されたものの、開幕一軍漏れ。二軍では12試合(1先発)で1勝3敗1セーブ、防御率7.29(10日現在)と真価を発揮できずにいる。
「吉田は先発への思い入れが強く、オフに楽天の則本に弟子入りしたくらい。あれこれ試行錯誤を繰り返したが、結果的に空回りした。けれども、このままではいけないと、首脳陣がテコ入れをしている最中なのです」(球団OB)
現在はどの程度持ち直したのか。伊藤剛二軍投手育成コーディネーター兼投手コーチは言う。
「まだ本来のボールが出たり出なかったりという状況で、出力と制球力をもっと上げていく必要がある。フォームは体の使い方などを微妙に変えたと思う。その辺のバランスがあまり合っていなかったけど、今は解消されつつあります。しっかりと、やるべき練習に取り組んでいます」