大谷翔平に立ちはだかるナ・リーグ西地区の鉄壁守備陣 エンゼルスは3カード連続対戦
大谷翔平(28)のエンゼルスが日本時間1日のダイヤモンド(D)バックスとの3連戦を皮切りに、パドレス(3連戦)、ドジャース(2連戦)と3カード連続でナ・リーグ西地区と対戦する。
この3球団はDバックス・ゲーレン(10勝2敗、防御率3.02)、パドレス・ワカ(7勝2敗、同2.90)、ドジャース・カーショー(10勝4敗、同2.55)ら好投手が揃う上に、鉄壁の守りが売りだ。
守備でどれだけの失点を防いだかを示す指標であるUZRはパドレス16.9(リーグ2位)、Dバックス12.7(同3位)、ドジャース3.1(同4位)とリーグ上位に名を連ねている。
■“違反”スレスレも意に介さず
中でも今季、開幕から快進撃を続け、地区首位に立つDバックスは抜かりがない。今季から一、二塁間に3人の野手を配置するなどの極端な守備シフトは禁止されたが、Dバックスは相手の打者の打球傾向を分析して遊撃手を二塁ベースギリギリに就かせたり、一、三塁手がベースから離れて守るなど、違反スレスレのポジショニングで安打性の当たりを食い止めている。