オリックス山本由伸のメジャー契約が田中将大の「7年161億円」を上回るとみる根拠
178センチ、80キロ。野球選手として恵まれた体とは言い難く、もともとのエンジンの小ささは危惧されるものの、今年のFA市場の先発は決して豊作とはいえない。そんな事情もあるだけに、かなりの争奪戦になるのではないか。
ドジャースやヤンキースのフロント幹部が、わざわざ日本に出向いてクロスチェックをした。金満球団がマネーゲームを繰り広げるようであれば、2014年にヤンキース入りした田中将大(現楽天)の7年総額約161億円を上回る契約になるかもしれない。
だからといって、金満球団同士の争いになるかといえば、必ずしもそうではない。ウチも含めた前述のほとんどの球団は、先発2、3番手の投手にその程度の金額をつぎ込む体力は持ち合わせているからだ。わたしも山本のことはかなり評価しているだけに、フロント幹部には獲得を強力にプッシュしている。
さて、月末はU18の世界大会が行われる台湾に足を運ぶ予定だ。
日本の情報提供者によれば、今年の夏の甲子園に出場していたトップクラスの選手の多くは進学予定とか。