「いい形で良かった」大谷が“興奮気味”に語ったドジャース移籍後初の延長十回サヨナラ打

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が土壇場で勝負強さを発揮した。

 日本時間20日のレッズ戦に2試合ぶりに「2番・DH」で出場し、4打数2安打1打点。

 大谷が地元ロサンゼルスのファンの喝采を浴びたのが2-2の同点で迎えた延長十回だった。2死一、二塁の好機で打席に立つと、相手の守護神で5番手右腕のディアスに対しファウルで3球粘ると、最後は151キロの内角低めの直球を捉えて右翼線を破るサヨナラ打を放った。二塁走者のベテラン外野手ヘイワードが生還すると、大谷はナインからペットボトルの水をかけられるなど、手荒な祝福を受けた。

 大谷のサヨナラ打はエンゼルス時代の2020年9月4日のアストロズ戦以来2度目。ドジャース移籍後初の殊勲打に、試合後の地元インタビューでは「単打でいいのでヒットで終わらせたかった。いい形で良かった。(相手のディアスは)独特の球種なので、食らいつくイメージで何とかバットに当てたいと思っていた」と、興奮したように話した。

 この日の大谷は相手の先発右腕グリーンに対し、直球を打ちあぐね、2打数無安打。五回には左足に今季初の死球をぶつけられ、状態が不安視されたが、土壇場で勝負強さを発揮し、チームに3連勝をもたらした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇