阿部巨人「投打の秘密兵器」…期待値うなぎ上りの打撃マンと次期エース候補が切り札に

公開日: 更新日:

 投手の秘密兵器は、10日のフェニックス・リーグで2回4安打1失点だったドラフト1位新人の西舘勇陽(21)である。

 1年目の今季は開幕から新人最長タイの10ホールド、5月26日の阪神戦でプロ初勝利を挙げた。5月の月間防御率は0.00と完璧に抑えたものの、6月は同7.71と急激に悪化。6月30日に二軍落ちし、桑田二軍監督と投球フォームの修正に取り組んだ。

 一軍に再昇格し、8月23日の中日戦でプロ初先発に臨むも、5回4失点KO。再び二軍へ逆戻りとなったが…。

 ファーム関係者の話。

「その後は二軍で先発としてローテで回り、10登板で1勝0敗、防御率1.40。38回2/3を投げて54三振で奪三振率は12.57を誇る。阿部監督には中大の後輩でもある西舘をいずれ先発の柱に育てたい構想がある。CSでは、重要な場面での登板があるのではないか」

 巨人は10日、都内で優勝祝賀会を行った。CSの先発は戸郷、菅野、グリフィン、井上、山崎伊の4人で決まりとみられており、西舘は「第2先発」に指名される可能性もある。

  ◇  ◇  ◇

 阿部監督がわざわざフェニックスリーグを視察している「本当の狙い」とは、いったい何か。過去に抱えるCSの「トラウマ」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇