阪神・藤川監督「取材拒否」「黙とう不在」の舞台裏…岡田前監督とのハレーションに周囲ヒヤヒヤ

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前任者が現場で幅を利かす異例の事態

 その指揮官がグラウンドに姿を見せないものだから、すわアクシデントか、と周囲は騒然となったというが、ある球界OBによれば、「スケジュールがきちんと伝わっていなかったようです」という。球団スタッフと一悶着あったのは想像に難くない。

 これが練習後の“取材拒否”の遠因になったのかどうかはともかく、前任者である岡田顧問の存在が、ビミョーな空気感を生んでいるのは確かなようだ。

阪神に限らず、前任者が現場で幅を利かすのは異例です。とはいえ、コメントの面白さは、岡田顧問に一日の長がある。メディアとしても『岡田頼み』になる面は否定できません」(前出の放送関係者)

 実際、藤川監督は就任会見の際、立て板に水のごとく持論を展開したものの、SNS上では、

《質問に対する回答が長く、典型的な何言ってるかよくわからない上司タイプに感じます。選手としては一流だろうけど、何故監督コーチ経験もないのにこれほど自信があるのか、不思議でならないです》

 と指摘されるなど、「言語明瞭、意味不明瞭」との印象を与えたという向きもある。

 昨9日も、藤川監督が紅白戦で本塁打を放った佐藤輝を高評価する傍らで、岡田顧問も取材に応じた。

 今後も新旧監督によるハレーションが起きないか、周囲はヒヤヒヤしているという。

  ◇  ◇  ◇

そんな藤川監督は昨年暮れのタイガース杯ゴルフでは酒も手伝ってか、巨人に対し「ただならぬ発言」をしていた。球団サイドはさすがにマズイと思ったのか、報道陣に当該部分の掲載自粛を要請。結果的に世間の目に触れることはなかった。いったい藤川監督は何を言ったのか。「ただならぬ発言」とはーー。

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