フジテレビ“やり直し会見”10時間半が驚きの高視聴率13.1%! アンチ層が押し上げた?どんな人が見ていた?
■「今後、フジテレビはどうなっていくのか?」が気になった人たち
井上氏はフジテレビのアンチについて、フジテレビに対するデモ行為が発生した2011年よりも古く、「そもそもは2002年の日韓サッカーワールドカップの時からネット上に存在していました」と、その歴史は古いと明かす。そして、「一方、今回視聴率を押し上げた方の中にはそのような方は少なかったと思います」と指摘する。
「今回は経営陣の答え方によってはフジテレビの存亡にかかわる会見ですが、同局が滅ぶと決まったわけではない以上、それを喜んで見ていた層はアンチではないでしょう。恐らく、フジテレビに対する感情はフラットで、普段はフジテレビを見ておらず、かつ、『今後、フジテレビはどうなっていくのか?』が気になった人たちだと推測しています」
一方、ACのCM見たさにフジテレビを見ている層については、「フジテレビが広告を失うという窮状を楽しみに見ている人たちですので、今回の視聴率躍進とは無関係の可能性が高いでしょう」とも語る。最後に、井上氏は会見が長時間にわたったことについて、放送中に「#フジテレビかわいそう」といったハッシュタグが発生したことについて、普段はフジテレビを見ない層が影響を及ぼした可能性を指摘する。