【マイク眞木、病を語る】 稲妻のような激痛、盲腸で幽体離脱した

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<ジイサンらしくする必要はなし>

 僕はお酒が飲めないんですが、ジャンクフードが大好き。立て続けに手術を受け、死んでもおかしくなかったわけですから、今はおまけの人生。節制してジイサンらしくする必要はないと思っています。考え方もファッションも。アロハにジーンズでいたいですね。
 頭の中は16歳の時のまま。ただ、肉体がついてこないことはある。病気は、肉体的に無理がきかなくなっていることを警告するサインだと理解しています。

 幸い、ギターで指先を刺激し、ライブの緊張感や達成感、歌詞が出てこない時にいかにごまかすかなんてことを瞬時に考えるのが仕事なので、脳の活性化につながっています。元気で健康なイメージがあるようで、病歴に関するインタビューを受けたのは、今回が初めてなんですよ。

 今いちばん健康でいるためのモチベーションは、11歳の娘。娘に喜んでもらえるようなプレゼントを探したり、彼女にiPhoneの使い方を教わったり。新しいものを取り入れる頭の柔軟さを鍛えられ、何をしなくとも自然に元気になります。

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