「そのため、医療訴訟になることも少なからずあります」(楠山院長)
では、そうならないためにはどうすればいいのか?
「食べ物や唾液を飲み込むと強い痛みがある、急にこもった声になる、息苦しいといった場合は耳鼻咽喉科で診てもらうことです。喉の奥を専用の器具で調べることができるからです。一般の方は喉の痛みということで風邪の延長である冬の病気のイメージがありますが、間違いです。季節性はなく、発熱や鼻水を伴わないケースもあります。糖尿病など免疫力が低下する持病のある人は、とくに注意しましょう」(楠山院長)
疲れが出やすい中年男性は喉の痛みを侮ってはいけないのだ。