デング熱だけじゃない…「虫で死なない」ための対策と対処
「重要なのは、これからの季節に突然、腫れや高熱、発疹などが出たら、原因のひとつに虫を疑うこと。様子を見ようとせずに、専門医の診察を受けることです」
同じ環境にいるのに、虫にすぐ刺される人とそうでない人がいる。体質によって「刺されやすさ」が異なる。
「体温が高い、お酒を飲む、汗をよくかく、生理中、子供は虫に刺されやすい。これらの人は、その体質を自覚して、より熱心な対策を」
治療は、症状が軽ければ抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬、ひどければ経口ステロイド薬。虫による病気の場合は限られた時間、限られた量のステロイドなので、副作用は心配無用だ。