早期がん発見容易 最新機器「NBI内視鏡システム」の実力

公開日: 更新日:

 しかし、拡大内視鏡が搭載されていることで、内視鏡の直径が大きくなる。拡大内視鏡は直径約10ミリ、ごく細いものでは直径約5ミリ程度なので、2倍大きい。

「当院では検査時に静脈注射で鎮静剤を投与するので、内視鏡の直径が大きくなっても、患者さんのつらさが増すわけではありません。鎮静剤でほぼ眠っている間に検査が終了します。鎮静剤の量もそれほど多くありませんから、高齢者でも検査後はすぐに起き上がって帰ることができます。車の運転だけは控えてもらっています」

 NBI内視鏡システムそのものは取り入れている医療機関が増えているが、拡大内視鏡まで搭載しているかとなると、大学病院など大規模な医療機関がメーンになる。

 検診として受けるなら自費だが、症状があって受ける場合は、通常の内視鏡検査と同様に保険適用になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭