「腹膜ローラーほぐ師」(ジョイナス)

公開日: 更新日:

 近ごろよく聞く「筋膜リリース」。運動後にやれば疲れが早く回復するとか、筋肉痛が軽減するなどといわれ、取り入れているアスリートもいるようだ。サラリーマンにとっても疲労回復は重要なので、「筋膜をほぐす」とうたうローラーを試してみた。

 鉄の軸に9個のポリプロピレン素材の輪っかが付いた長さ47センチの棒は重さ250グラムで、持った感じは軽い印象だ。まずは、両端にある持ち手を握り、麺棒で麺をのばすがごとく椅子に座ったまま太ももに押し付けながら転がしてみる。

 予想通りの“イタ気持ちよさ”。押し当てる角度や強さを自分で加減できるのがいい。「筋膜がほぐれているな」と実感できたのは脚のすねとふくらはぎだ。コロコロ転がすというより、ゆっくりじっくりイタ気持ちよさを感じながら転がすのが正解のようだ。

 首、腕、脇腹は効きがいいが、太ももの裏やお尻など肉厚の部分は気持ちいい程度で、効きは甘い印象だった。

 あまり力もいらないし、汗をかくようなことではないので、寝る前のストレッチとしてお勧めだ。★★★(3つが満点)

【連載】試して納得! 健康医療グッズ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  2. 2

    《古いタイプの指導者》はア然ボー然…大谷の恩師による「甲子園塾」講義の中身

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  5. 5

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  1. 6

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  2. 7

    吉永小百合(10)「15歳年上のバツイチと、よく一緒になりましたね」会員限定記事

  3. 8

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  4. 9

    麻生太郎「3頭体制」崩壊でいきなり窮地…自民党総裁選でキングメーカーとしても機能せず

  5. 10

    元プロが関わる「チンピラまがい」の関西ボーイズチーム出身者にスカウト要警戒《教育できそうにない》