【早老症】千葉大学医学部付属病院/糖尿病・代謝・内分泌内科(千葉県千葉市)
現時点でウェルナー症候群の根治療法はなく、かつては平均寿命が40代半ばと言われていた。しかし近年は、適切に合併症の治療をすれば60歳以上でも存命の患者は増えているという。
「ウェルナー症候群では、通常では100人に1人しか出ない足のアキレス腱の石灰化が8割の人に見られます。それに30代で白内障になったら発症を疑うべきです」
■データ
1874年に千葉、登戸、寒川の有志の拠金により共立病院として設立。
◆スタッフ数=常勤医師11人
◆初診外来患者数(2016年)=1010人
◆ウェルナー症候群の患者数=約20人