ストレスゼロでも…知っておきたい円形脱毛症の5つの知識

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 ストレスで円形脱毛症に……。よく聞く話だが、ストレスはひとつのきっかけに過ぎない。

 たとえ、毎日がハッピーでも円形脱毛症になる。円形脱毛症は、異物を攻撃する免疫細胞が、自分の体の一部(円形脱毛症では毛根)を攻撃し、発症する自己免疫疾患だからだ。

 その原因はさまざまで、ストレスが引き金になっている場合もあれば、インフルエンザ感染などがきっかけだったり、原因らしきものはまったく思い当たらない場合もある。

「つまり、だれでもなる可能性があるのです」

 こう話すのは、横浜労災病院皮膚科部長の斉藤典充医師。では、もし自分や家族が発症したら、どうすればいいのか?

①数や広がりに注意

 円形脱毛症には、1カ所だけ丸く抜ける「単発型」、それが複数できる「多発型」、脱毛が広がり頭部全体の髪が抜ける「全頭型」、まつげやひげ、体毛まで抜ける「汎発型」などがある。

「単発型で脱毛斑が広がっていかないようであれば、自然治癒する可能性が高い。3カ月ほど様子を見てください。その間は通常通りの生活で構いません。育毛剤も、円形脱毛症であればほぼ効果がないため不要です」

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