義歯よりインプラントの方がより美味しく物が食べられる

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「ひとつ目はおいしく物が食べられる点です。義歯にすると天然歯の咀嚼力の半分以下に低下するといわれます。そのため、肉料理や硬いものが食べにくい。しかも、総入れ歯の場合は、舌だけでなく上顎にも分布する『味蕾』と呼ばれる味を感じる器官が樹脂製の床に覆われるせいで食感が失われ、食べてもおいしくない。おせんべいのかけらなど硬いものが義歯と歯肉の間に入って痛いという人が大勢おられます。インプラントは自分の歯と同様に使えるため、その点は心配いりません」

 また、義歯は長期間使うと歯槽骨がやせることもあるが、インプラントは歯槽骨に力が加わるため形が変わらない。

「一般的にブリッジの寿命は7~10年、義歯は4~5年です。一方、インプラントの10年残存率は96%という報告もあります。義歯が合わなくなる理由は、歯が失われたことで歯根による歯槽骨への刺激が失われ、歯槽骨がやせていくからです」

 インプラントは義歯と違い、外れる心配がない。

食事中に義歯が外れて恥ずかしい思いをした人のなかには、食事やおしゃべりが楽しめない人がいます。しかし、インプラントならそれもありません」

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